
“わかり合えない関係”とどう向き合うか
「育ててもらったんだから、感謝しないと」
そう思っているのに、
なぜか心の奥にモヤモヤが残ることはありませんか?
私もそうでした。
テストで100点を取っても、「ふ〜ん」で終わる母。
弟が80点を取ると、「すごいね!」と笑う。
大学に行きたいと言ったときには「お金がないから無理」。
でも、弟が浪人したときは、一人暮らしで予備校にも通わせてもらっていた。
遠くの大学に進んだ弟の部屋へ、
母は何度も足を運んでお世話をしていた。
その姿を見ながら、
私は「私には、してもらえなかった」という思いを、
胸の奥に小さく畳んでしまいこんでいました。
だから、県立の専門学校を卒業するとき、
私は迷わず県外に就職することを選びました。
先生にはこう言われました。
「県にお世話になったのだから、県内で働くのが筋だ」と。
でも、それでも出たかった。
一刻も早く、あの家から離れたかった。
育ててもらったことには、確かに感謝している。
でもその感謝の中に、どうしても拭えない「寂しさ」や「違和感」がある。
今日は、そんな想いを抱えたまま大人になったあなたへ。
“親を許せない自分”を少しずつ癒していくための、
5つのセッションをお届けします。
セッション1:「感謝と痛みは、両方あっていい」
Q1:あなたは「感謝できない自分」を責めていませんか?
私は長い間、
「親に不満を持つなんて、恩知らずだ」と思っていました。
でもある日、気づいたんです。
「ありがとう」と「苦しかった」は、矛盾しないんだと。
感謝できる気持ちと、
あの時の寂しさや悔しさ。
それは、同じ心の中でちゃんと共存していい。
感謝できないから悪いのではなく、
感謝の裏にある“痛み”をようやく感じられるようになっただけ。
それは、心がようやく安全になった証拠です。
セッション2:「“理解されなかった寂しさ”を受け止める」
Q2:あなたの中に残っているのは、“怒り”よりも“寂しさ”ではありませんか?
比べられたこと。
見てもらえなかったこと。
その瞬間に感じたのは、本当は「悔しさ」ではなく「寂しさ」だった。
「私も頑張ってたのに」
「私も褒めてほしかった」
それは決して、子どもっぽい願いじゃない。
どんなに大人になっても、人は“見てもらいたい存在”でありたいもの。
その寂しさを抱えたまま、
いままでちゃんと生きてきたあなたを、責めなくていい。
セッション3:「“親を理解しよう”としすぎていませんか?」
Q3:あなたは、“親も大変だったから”と自分を納得させていませんか?
「母も余裕がなかったんだ」
「父も不器用だったんだ」
そうやって自分を納得させることは、確かに優しさかもしれません。
でもその“理解”が、あなたの痛みを見ない理由になってしまっていないでしょうか。
親を理解するよりも先に、
まず“自分を理解する”ことから始めていい。
「私はあの時、悲しかった」と言葉にした瞬間、
心が少しだけ軽くなります。
セッション4:「“わかり合えない関係”を、そのまま置いておく」
Q4:親と完全にわかり合えなくてもいい、と言われたらどう感じますか?
昔の私は、
「ちゃんと話せば、いつかわかり合えるはず」
そう思っていました。
でも、現実にはそうならないこともあります。
それでもいいんです。
“わかり合えないままでも、関係は続いていい。”
理解し合うことだけが「愛」ではない。
お互いの人生を、静かに見守り合う関係もある。
“許せないまま愛している”という形があってもいい。
それも立派な関係のひとつです。
セッション5:「“出ていった自分”を誇っていい」
Q5:家を出たあの日の自分に、今なら何と声をかけますか?
私は、あのときの自分にこう言いたいです。
「よく決めたね。あの勇気があったから、今の私がいる。」
逃げたんじゃない。
あなたは、自分を守るためにちゃんと選んだ。
“離れること”も、愛の一形態。
あなたが選んだその一歩が、未来のあなたを救いました。
エンディング
「親を許せない自分」を責めなくていい。
それは、心がまだ整理の途中にあるだけ。
誰かを悪者にしなくてもいいし、
無理に“理解しよう”としなくてもいい。
あなたが“自分の感情に誠実である”ことが、
一番の癒しです。
💬 許しとは、「相手を absolve(赦す)」ことではなく、
「自分を軽くする」ための選択。
あなたの心が、少しでも楽になりますように。
ColCIL(からしる)セッションのご案内
もし今、
「感謝しているのに、心が苦しい」
「わかり合いたいけど、もう疲れてしまった」
そんな気持ちを抱えているなら——
🌿 ColCILセッションでは、
“親との関係で置き去りにしてきた本当の声”を、
色とカードでやさしく見つめ直します。
💎 カラーで感情を見える化し、
💎 カードで心の声を聴き、
💎 言葉で“境界線”を整える。
許しとは、親のためではなく、
「自分の人生を取り戻すため」にある。

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